「真鶴出版」さんの味噌仕込みの会
真鶴の情報発信スポット、泊まれる出版社の『真鶴出版』さんでは、季節に合わせたさまざまなワークショップが不定期で開催されています。ウチの母は引っ越して来た当初から、しめ縄作りや手編み靴下のワークショップに参加してきました。
そして私が初めて参加したのが、5月の味噌仕込みのワークショップ。事前に受け取っていた乾燥大豆をおうちで柔らかく煮込んで持ち寄り、6名の参加者さんと一緒に塩と麹をすり合わせ、煮込んだ大豆をつぶすところから始まりました。
全体の柔らかさ加減、それとお味噌の間に空気が入らないようにすることや表面を塩とラップで密閉することは、私の自己責任。自然の温度変化と乳酸菌や酵母を味方につけて成功するか、または失敗するか……その結果が出るまでは数ヶ月待たなくてはなりません。
2ヶ月が経ち、私がすっかり忘れた頃、母が「熟成してきたよ!」と教えてくれました。蓋を開けてみると順調に発酵が進んだようで、色はまだ薄いけどけどお味噌っぽくなってる! 香りは薄く、少し大豆臭いお醤油みたいで、味は塩が立っている感じでした。
3ヶ月経って、私がワークショップの事もタッパーの存在もまたすっかり忘れた頃、母が「いよいよお味噌になったかも!」と教えてくれました。蓋を開けてみると、広がる豊かな香り! 色は照りが美しい濃茶! ちょっと舐めてみると、完全にお味噌っぽい! 大成功かも!?
これは美味しい!! 今まで使っていた市販のお味噌と比べ物にならないくらい、とにかく良い香りです。とってもまろやかで芳醇でカラダに染み入る美味しさでした。とくにおばあちゃんが気に入ってくれて嬉しかったです。
味噌漬けを作ろう!
毎日美味しくお味噌汁を食べていましたが、「それだけじゃ勿体ない……」と思っていたところ、母がご近所さんからサゴシを貰ってきました。真鶴町の定置網で獲れたものだそうです。サゴシはサワラの幼魚なので、自家製味噌で自家製味噌漬けにしてみよう! と考え、早速作ってみました。
*材料
サゴシ(サワラ)……適量
塩……少々
*味噌床
味噌……200グラム
酒……大さじ1
みりん……大さじ2
砂糖……大さじ2
*作り方
①サゴシの両面に軽く塩を振り、30分ほどおいて余分な水分と臭みをとります。
②魚から出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取り、味噌床に漬けます。
③味噌が魚全体にまんべんなく付くように広げます。
④冷蔵庫でひと晩漬け込みます。
⑤魚の表面に付いている味噌をしっかり落としてから、焦がさないように焼きます。
⑥残った味噌床は冷蔵庫保存で2〜3回繰り返し使えるようです。
サゴシは小ぶりなので少ししょっぱめになっちゃったけど、味噌の旨味が合わさり凝縮されていました。とっても美味しくてご飯が進みました。お酒のおつまみにもよいのではないでしょうか?