EVENT
海まちラボ 海さんぽ
『三ツ石海岸ビーチコーミング』

大人も子どもも楽しめる!

先週の日曜日2月15日、「真鶴町立遠藤貝類博物館」さんと「Discover Blue」さんが主催する「三ツ石海岸ビーチコーミング」に約2年ぶりに参加してきました!久々の参加でしたが、内容は以前よりもさらにパワーアップ。その楽しかった様子をお伝えします!

そもそもビーチコーミングとは……浜辺を「櫛(くし)でとく」ように、打ち上げられた漂流物を探す遊びのこと。英語だと「Beach Combing」と書きますが「b」は黙字といって読みません。登山の「Climbing(クライミング)」と同じですね。

波に揺られてやってくるのは、童謡にあるような椰子の実だけではありません。シーグラスや、貝殻……時には「崎陽軒のシウマイ」の醤油入れ(ひょうちゃん!)といった、時代や土地柄を感じさせるユニークな落とし物に出会えることも!

これは前回参加した時に私が見つけました!

ビーチコーミング前に行われる「Discover Blue」の水井さんによる真鶴の海のお話はただ拾うだけでなく、真鶴の海洋環境について学んでから臨むことで、足元の漂流物ひとつひとつが持つ背景、それぞれのストーリーが見えてきます。

このお話が本当に勉強になって、「へぇ〜!」の連続なんです!



マイクロプラスチック集め

真鶴の豊かな海について学んだら、いよいよ三ツ石海岸へ! 道中は階段が多く、浜もゴツゴツした石が続くため、履き慣れた靴が必須です。あまりの階段の多さに「トロッコに乗りたい……」とこぼしたところ、昔は海岸に出店があり、荷物の運搬にトロッコが活躍していたという歴史も教えていただきました。

今もトロッコは現役で、海岸清掃などで出たゴミの運搬などをしています

階段を降りて、いよいよビーチコーミング開始……と思いきや、まずは「マイクロプラスチックの調査」からスタート。今、海で深刻な問題となっているプラスチックの欠片を全員で「3分間」探します。キラキラ光るシーグラスはすぐに見つかるのに、小さなプラスチックは意外と見つからない!

必死に探して3個くらいしか見つけられませんでした

もともと三ツ石海岸は、他の海岸に比べてもマイクロプラスチックが少ない場所なんだそうです。それにしても今回は驚くほど見つかりませんでした。海流の変化による影響もあるのでしょうが、以前より確実に数が減っているのを実感します。もしかして、少しずつでも海の環境が改善に向かっているのかな?……と、希望が感じられました。




標本づくり

今回の目玉、イベントがパワーアップしたポイントは「標本づくり」が加わったことです。以前は拾ったものを「海・山・人・生」の4つに分類して解説を聞くスタイルでしたが、今回は専用ケースに思い出を詰め込んで、そのままお部屋に飾れるようになりました。

専用ケースに拾ったものを詰め込みながら、図鑑を片手に拾った貝やカニが脱皮した殻がどの種類になるのかを突き止める「同定」作業は、大人も子供も夢中になる楽しさです。これがなかなか難しく「多分、これっぽい?」と質問し合う声がたくさん聞こえてきました。

拾うものや飾り方には、それぞれのセンスが光ります。彩り重視で貝殻にシーグラスをデコる私に対し、母はとにかく「三ツ矢サイダーの瓶」を主役に据える……。十人十色の個性が光る、世界に一つだけの作品が完成しました!

とにかくカニの殻だけを集めて飾ってた人もいらっしゃいました



イベント第2弾も近日開催です

「子ども向けでしょ?」なんて思っていたら大人の方がハマっちゃう……「もっと面白いものを!」「もっと素敵なものを!」と探しているうちに夢中になれてしまうビーチコーミングでした。

そして、次回のお知らせ。「遠藤貝類博物館」さんと「Discover Blue」さんの主催イベントの第二回目になります。もうすぐになりますが、3月7日に真鶴の海の恵みを満喫できる「干物づくり&プランクトン観察」が予定されています。

このイベントも以前参加したことがあるのですが、やっぱり自分で作った干物は格別!

真鶴名物のあじの干物の作り方をプロに教えていただけます。また、その美味しさの秘訣。真鶴と言えばお林から滲み出る栄養分がプランクトンを育てるという「魚付き保安林」……顕微鏡を覗いて、ミクロの世界からその関係が学べます。

美味しくてためになる。盛りだくさんすぎるこのイベントにも、ぜひご参加を検討ください。応募はこちらの「Discover Blue」さんのHPから!!









Author
はなな
真鶴町在住の大学生。家族の協力を得て『まなNAVI』を運営しています。趣味はウクレレ(ギター)と豆チョウ採集。夢は、開発中の「ぼんぼん鮫最中」をいつか商品化することです!!