チャレンジ!! オープンガバナンス2025

……って聞いても、何のことだか分かりませんよね!? COGとは「チャレンジ!! オープンガバナンス」の略。東京大学公共政策大学院が中心となって主催する「市民と行政が知恵を出し合う全国大会」。内閣府やデジタル庁にも後援されています。
また、C4Mとは「Code for Mananzuru」の略、我が町真鶴のシビックテック団体です。シビテックとは「市民(Civic)」と「テクノロジー(Tech)」を組み合わせた造語で、市民が主体となり、データやIT技術を活用して行政サービス向上や社会課題の解決を目指す活動を指します。

「優勝」って言うと語弊があるかな? 正確に言うと、「総合賞」「LINEヤフーサポーティングパートナー賞」「オーディエンス金賞」の3つを同時受賞するという快挙を成し遂げたのです!! その三冠のうちの「総合賞」が優勝にあたるものなので、これはもう優勝以上の快挙!?
しかも2016年から始まったこの大会は、今年で10年目という記念すべき節目を迎えました。自治体が提示する地域課題に対して、市民や学生がチームを組んで解決策を提案し、行政と二人三脚で挑む……ということで、学生である私も昨年からその一員に加えてもらっています。
昨年の「Code for Mananzuru」は、こちらのタウンニュースさんの記事にある通り最終審査まで残り、「オーディエンス金賞」のみの受賞。ところが今年は一気に「三冠」へと躍進し、メンバーにとっても、町にとっても本当に誇らしいニュースになりました!

オープンナレッジ農園
今回、私たちが提案した企画は、真鶴で代々続く「佐野農園」を新しく「オープンナレッジ農園」というコンセプトの活動拠点にしよう! ……というプロジェクトです。

これはメンバーである佐野杏(さの あんず)さんの「先代から受け継いできたこの農園を、形を変えてでも未来へ残したい」という切実な願いから始まりました。「オープンナレッジ農園」……というと聞き慣れない言葉になるとは思いますが、単に柑橘を育てるだけの場所ではありません。
・[アクション] 実際の農作業や、荒れてしまった農地の改善。
・[リサーチと学び] 土中のデータを測定して「見える化」したり、農家さんによる青空教室を開いたり。
・[交流] 農園でのBBQや、採れたての果実を使った蒸留ワークショップ。
いわば、農業という営みを「みんなの知恵(オープンデータ)」として共有し、多角的に楽しむ場所を目指します。昨年の秋には、私も「佐野農園感謝祭」に招待していただきましたが、青空の下でのBBQは最高でした。収穫のお手伝いを通して「この風景や歴史をいつまでも真鶴に残したい!!」と同じ想いを抱きました。

『まなNAVI』も紹介!

実を言うと、COGの最終プレゼンの日は、ちょうど私のボストン留学への出発日と重なっていました。当日は空の上から「みんな頑張れ〜!」と祈ることしかできず、あと一日早ければ……と悔しい気持ちでいっぱいになっていました。

その分、この記事で(僅かですが)貢献できていれば良いのですが……このCOGを通して『まなNAVI』にも少しだけ「ITを活用して行政サービス向上や社会課題の解決」する機会を頂きました。

「若者がバイトを探す場所がなくて困っている」「せっかくの面白いイベントが、あまり周知されずに終わっている」……確かに! 真鶴って各お店ではバイト募集の張り紙を見ることが多いし、イベントも毎週のように開催されているんですよね!
そんな声を聞いて『まなNAVI』が町のWebサイト上の「ハブ」になれたらいいな……と思いました。オープンガバナンス(開かれた行政)は、難しい理論だけじゃなく、こうした身近な困り事を自分たちの手で解決していくことなんだと、改めて実感。三冠受賞という大きな追い風を受けて、気持ちを新たに頑張りたいと思います。