松木一平さんからのバトン

真鶴町の様々な方々を数珠つなぎで訪ねていくこの企画。今回は、港喫茶『ペペコーヒー』の松木一平さんからのご紹介。『クスクスグランピング』と『魚座(さかなざ)』を運営される藤田健(ふじた たけし)さんのご登場です。
藤田さんにとって一平さんは、いつもアドバイスをくれる、真鶴の”師匠”のような存在だそうです。それを言うなら「ぼんぼん鮫最中」着想の頃から、私も一平さんにはお世話になりっぱなしです! 私にとってもまさに”師匠”です!!

起業するまでの長い道のり
藤田さんはもともと多摩美術大学のグラフィックデザイン学科のご出身。学生のころから旅行が大好きで、休暇のたびに海外旅行に行っていたそうです。大学卒業後は香港で就職先を探したり、中央アメリカのベリーズで起業をしたり……。

大学で学んだデザインセンスは、今『クスクス』や『魚座』のパンフレットやホームページ作りにしっかり生かされています。じつはどちらのHPも、藤田さんご自身の手作り。「思いどおりのものができるから」という理由からだそうで……。

『クスクス』と『魚座』、それぞれの始まり

『クスクスグランピング』の始まりは、従兄弟さんと一緒に事業をやろう、となったきっかけから。キャンプは小さいころから親しみ、趣味としても楽しんでいた藤田さん。当時ちょうど流行りはじめていたグランピングをすることにしました。
当時はこの場所にキャンプ道具を持ち込んで、いとこさんと二人で泊まり込みながら、少しずつ少しずつ、土地を整えていったそうです。今でこそこんなにきれいなグランピング施設になりましたが、昔はこの景色が見えないほど、笹や薮でぼうぼうだったというから驚いてしまいます。

神奈川県のどこでグランピング施設を開業しようかと悩んでいた際に、「真鶴はあまり知られていないけれど、良いところがいっぱいある」という発見とそれを広めたいという想いから、この地を選び、一生懸命開拓されてきました。

一方新たに『魚座』のリニューアルに乗り出されたのは、町をもっと活性化させたい、雇用も創出したい……という次なる一歩として。魚座の施設の運営の切り替えの時期がちょうど重なって、ご縁あって手掛けることになったそうです。
その出来栄えは、オープンの初日にお邪魔してレポートしたこちらの記事でお伝えしていますが、中に足を踏み入れただけで「わぁっ!」と感嘆したくなっちゃうほどの素敵空間。お料理も、これまで真鶴では味わえなかったメニューがたくさんあって、まだの方にはぜひ行って頂きたいです。

お気に入りスポットは「お林」
最後に伺ったお気に入りスポットは、真鶴半島の先端にある「お林」。中を歩くと涼しくて、なんだか不思議な力に包まれるような場所ですよね。お客さんに「どこかいい場所ありますか?」と聞かれると、藤田さんが決まっておすすめするのが、このお林。マイナスイオンたっぷりの、ひんやり涼しい空気感がお気に入り……。

