赤潮、襲来!!
先週、私は運転免許合宿で四国の香川県におりました(もう何度も言ってますね)。運転実習が始まった1時間目から「焦り過ぎ」と教官に言われ、家族に「帰りたい、帰りたい」とLINEを送り、高速実習で「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」と自分に言い聞かせていた頃、母からこんな写真が送られてきました。

これは赤潮、襲来です!! 真鶴に引っ越してきてからこれで3回目の夏を迎えようとしていますが、こんな海は初めて! 見たこともありません。思わず私も『まなNAVI』の記事のため、赤潮の様子を取材しに帰りたくなったのですが、まだマニュアル実習が残っていたために、叶いませんでした。

赤潮、再び!!
エンストを起こしまくりながら、なんとか4時間のマニュアル実習を終え、私が真鶴に帰郷(と言っていいのかな?)した折にはもう、赤潮はピタっと止んでしまいました。リニューアルした「魚座(さかなざ)」さんでランチした際にも、真鶴港はいつもの静けさを湛えていました。

一方で、タイムラインに海関係の投稿が流れてくることの多い私のSNSには、数々の赤潮報告が。江ノ島あたりの湘南から始まって、西湘、伊豆、下田あたりに至るまで、かなりの広範囲が真っ赤に染まっています。そして夜。美しいライトブルーの光が、波の満ち引きに合わせて輝く動画も……夜光虫です!!

ところが昨日の5月31日(日)のことです。私が「cüeの場所」のジュンコさんのところに遊びに行こうとレコードを物色していると……突然母の声が聞こえてきました。窓の外を見下ろしてみると、琴ヶ浜がまた真っ赤っ赤に染まっています。セカンド・インパクトです!!
前回は夕方になると、琴ヶ浜の赤潮はお隣りの山下浜の方に流れて行って消えてしまったそうです。その結果、肝心の夜に夜光虫は見れなかったということなので、「cüeの場所」に行く途中、私は念のため真鶴港にも寄ってみるこにしました。するとこちらにも真っ赤な赤潮が!!

光ってた〜!!
日が暮れて夜になりました。夜の海ぎわは蚊よりもかゆいブヨだか、ヌカカだかが発生します。私は長袖、長ズボン、虫除けスプレーもしっかり塗って、準備万端。ATフィールド全開で出かけました。まずは家から近い琴ヶ浜に行ってみると……。

夜光虫は刺激を受けると、酵素の働きによって体内の「ルシフェリン」が酸素と結合。この化学反応によって生じた物質が元に戻る際に、余分なエネルギーを「青い光」として放出するんだそうです。その意味では、真鶴港には夜光虫を刺激する波自体が立ちませんが、まずは「海女屋」さんの前あたりから歩き始めると……。

みんな岸壁から石を投げたり、長い棒で海面を引っ掻きまわしたり……「止水域だから光らないかな……」と思っていたら、なんと無理やり光らせていました! さすが頼もしい真鶴の子どもたち!! そうとなれば私には、ロンギヌスの槍なみに長い「豆チョウ岸壁採集用の網」があります!! これで刺激を与えれば……。

何度かやっているうちにコツが掴めました。写真からお分かりになるでしょうか? 網自体で刺激を与えるより、網についた水滴を海面に散らすほうが、星空のような綺麗な模様が描けます。夜でも真っ赤になっているのが分かるくらい赤潮が密集しているあたりに、サーッ、ぱらぱら〜っ……と。

これも立派な真鶴の自然!!

昔は海の汚染、富栄養化のせいで大量発生すると言われ、ネガティヴなイメージの強かった赤潮、夜光虫ですが、最近の研究では海水中の栄養塩濃度との因果関係は小さくて、大量発生がそのまま富栄養化に直結する訳ではないとされているそうです。真鶴の海が汚れているという訳ではないんですね。
するとこの夜光虫も、立派な真鶴の自然美のひとつ。プランクトンといえども『まなNAVI』のANIMALカテゴリーに迎え入れようと思います(そうしないとワンちゃん、ネコちゃんばかりになってしまうので)。今日この記事をUPした後も、まだサード・インパクトの可能性がありますので、今回見られなかった方も、海に注目してお待ちください!
