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アタラシイヒモノ
『魚伝 ─UODEN─』

創業150年の干物屋さん!

真鶴の3大特産品と言えばミカン、本小松石、干物……中でも干物は港町ですから魚屋さんでも、スーパーでも(一軒しかありませんが)、いたるところで売っています。しかし今回ご紹介する『魚伝』さんはなんと創業が明治10年!! 真鶴でいちばん歴史ある干物屋さんだと言っても過言でははありません。

私調べだと「青貫水産」さんが閉店してしまったので、今は2店のみかも!?

150年前(正確には149年前)と言えば、私がこの冬に読んでいた真鶴の文学……漱石「真鶴行」志賀直哉「真鶴」芥川「トロッコ」よりさらにまた昔。漱石によると、ブリが7万匹も水揚げされるほど大漁の時もあったとのこと。今は5代目の青木良磨さんが継がれていますが、ぜひ守り抜いて行きたい真鶴の特産ですね。

手作業で一尾一尾開いた魚を、水を流しながら丁寧にブラシで洗うことで血合いや臭みを除去。「モンゴル古代天日塩」で干物を、醤油、お酒、みりん、三温糖を調合した「秘伝のタレ」でみりん干しを……保存料や化学調味料などは一切使わずに味が付けられ、ふっくらと仕上がるように干し加減が調整されます。炭火で焼き上げるとまさに絶品!!

ウチは焚き火台があるので、よく外で焼いています



アタラシイヒモノ

私が真鶴に引っ越してきた頃は、まだ昔の店舗で営業されていました。それが一昨年、ジャーン! まったく新しい現在の店舗にリニューアルされ、オシャレに変身! 白塗りの壁に黒字で『魚伝』のロゴ!! 場所も「魚座」の真ん前ということもあって、観光客みなさんの目にも必ず止まります。

真鶴の新名所として町の活性化に一役買っています!!

そしてまたそこに一役買ってくれるのが、TV「マツコの知らない世界」でも紹介された『アタラシイヒモノ』です。以前母が、遠方の知り合いの「お土産に」として贈答したところ、父が「何!? ハーブ味? チョリソー味? 食べたい! 食べたい!!」……と騒ぎ出しました。5代目の良磨さんが、フレンチシェフとして有名な田村浩二さんとタッグを組まれて開発された新しい真鶴の特産品です!!

先週、私がボストン留学している間に両親が買ってきてくれました



調理してみた(母が)

アタラシイヒモノは干物ですから、ただ焼くだけでもそのまま食べられます。冷凍でパッケージされているので(干物は冷凍すると旨味成分が増すそうです)、常備しておけば急に食材が必要になった時にも重宝します。その時に冷蔵庫にあった食材とアレンジするだけで、立派なメニューが出来上がります。

主婦歴ウン10年の母がまさしくそんな感じで作り上げました

『サバ(チョリソー)』のオイル煮です。食材は「ジャガイモ」と冷凍してあった「牡蠣」を足して、「トマトピューレ」「チーズ」「ニンニク」で味付け。アヒージョを作る時よりは少なめの「オリーブオイル」で火を通して和えるだけ。味がしっかりついてるアタラシイヒモノなので、辛味が他の食材の甘み、旨味と調和してGood!!

そして『魚伝』さんのサイトにはレシピもたくさん載っています。動画もあるし、ダウンロードもできて、至れり尽くせり!! こちらのページからぜひcheckしてみてください。私が数えただけでも17品目もありましたが、もっとあるかもしれません……。


その中から母がもうひとつ作ってくれたのがこの炊き込みごはん

まずは冷凍庫からアタラシイヒモノ『サバ(黒七味)』を取り出して5分ほどフライパンで焼きます。今回、『魚伝』さんのサイトで知ったのですが、干物は身の方を先に焼いて、皮を後に焼く方が良いそうです。皮にしっかり焦げを付けたら、「お米(二合)」に「お酒(大さじ1)」の割り合いで炊き込むだけ! 後がけで山椒を散らしました。

スパイシーな香ばしさがピリリと効いて、食欲をそそる逸品!!



挑戦を続ける『魚伝』さん

この記事を書いているまさに今朝の朝ごはんにもアタラシイヒモノ『アジ(ハーブ&ガーリック)』を、一切れ焼いて出して貰いました。そのまま食べた方が、漬け込んだソミュール液とハーブの風味が分かりやすいかも。洋風でありながら、白いごはんにもぴったりで、お醤油を少し垂らすと食べたことのない美味しさが広がります。

アタラシイヒモノの前にはイカスミを使って真っ黒に揚げた「いか爆弾」を開発。昨年は「魚座」の前に並ぶ「ミナトナガヤ」の一画に、干物を目の前で炭火で焼いて提供してくれる『炉端焼き傳』をオープン。老舗でありながらも挑戦を忘れず、真鶴に新しい風を吹き込んでくれる『魚伝』さんです。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

次の機会にはそちらの2つもレポートいたします!








Author
はなな
真鶴町在住の大学生。家族の協力を得て『まなNAVI』を運営しています。趣味はウクレレ(ギター)と豆チョウ採集。夢は、開発中の「ぼんぼん鮫最中」をいつか商品化することです!!