
干物の名店『魚伝(UODEN)』
真鶴で干物といえば必ず話題にあがる、皆んなご存知の老舗『魚伝(UODEN)』さん。なんと創業は明治10年、5代続く干物屋さんで、一枚一枚を手で開いて、保存料も使わずに干物を作り続けてきた真鶴の伝統を代表するお店です。

デパートの催事にも引っ張りだこの、まさに町を代表する味。移住してきたばかりの頃、私もよく知らずに一口いただいて、「干物ってこんなに違うの〜!?」とびっくりしてしまった思い出があります。
去年の夏には「魚座」の前にあるミナトナガヤに定食屋さん『炉端焼き 傳(DEN)』をオープン。お店で売られている干物を、お客さんの目の前で炭火で丁寧に焼いて定食にしてくれるお店で、夜には居酒屋さんに!!

そんな魚伝さんが、またまた新しいことを始めちゃいました!! 手作りのお弁当屋さん、その名も『魚べん』さんです!!『魚伝』をもじって『魚べん』……すぐに覚えられそうな秀逸すぎるネーミングです!
歴史を感じる店内

お弁当屋さんに生まれ変わったのは、なんと『魚伝』さんの旧店舗。明治10年の創業当時から、閉店してしまった2年前まで、ずーっと干物を製造・販売してきた、歴史ある建物なんです。約150年もの間、町とともに歩んできた建物だと思うと、それだけでロマンを感じちゃいます。
本店が移転してからは物置のようになっていたそうですが、「せっかくだから何か始めたいね」と考えられたのがきっかけだそう。カフェもその候補に挙がったそうですが、真鶴にはすでに素敵なカフェがたくさんあって……。

逆に「町にないのはお弁当屋さんだ!」というお話になったそうです。確かに、お惣菜も売っていた魚屋さんの「二藤さん」がなくなって、「TAKE-O」さんもお弁当屋さんからレストランに変わってしまって……町のお弁当の需要、これは確かにありそう!!

気になるメニューは?
お弁当を作ってくれるのは、これまで『傳』で干物を焼いて定食を作ってくれていたお兄さんです。ですから、お味の方はもう折り紙つき。ウチはオープン2日目にお邪魔して、「サバミックス」と「しらすとあじのXO醤」……そして「出来立てでおすすめですよ」と言われたので「焼き鳥丼」を注文しました。

土曜日の夕方に、閉店ギリギリで滑りこんで、夕飯に分け合って頂いたのですが、サバが流石に美味しいのは当然のこととして、「しらすとあじのXO醤」はほわ〜っと優しいながらも深い味わい。焼き鳥丼は香ばしい〜味がして「ここでも炭火で焼いているのかな?」という話になりました。

さらにメニューは日替わりで、「チキンステーキ」や「豚スタミナ炒め」、「牛すき焼き」など……お魚はもちろん、がっつりお肉系まで勢ぞろいしています。ごはんの上に「あおさ」のふりかけがかかっていたり、煮物や香の物がちょこんと添えられていたり、大満足のお弁当です。

